ユーモレスク

38.ユーモレスク 大人のピアノ曲集 第1巻より 自由が丘大人の音楽教室(自由が丘のピアノ教室)、ピアノ講師・伊藤紘人による演奏です

 

『8つのユーモレスク』は、アントニン・ドヴォルザークが1894年の夏に作曲したユーモレスク集。

中でも変ト長調の第7曲は、最も有名なピアノ曲の一つに数えられており、またクライスラーによるヴァイオリン用の編曲でも名高い。

 

ニューヨークのナショナル音楽院の院長として1892年から1895年まで院長職にあった米国時代のドヴォルザークは、数々の興味深い楽想をスケッチ帳の中に書き溜めていた。

 

こうした楽想を主題にして、たとえば『交響曲第9番「新世界より」』や『弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」』、『弦楽五重奏曲第3番 変ホ長調』、『ソナチネ ト長調』といった大作を書き上げていったのだが、いくつか使わずじまいのままで残されたものもあった。

 

1894年、ドヴォルザークは家族とボヘミアのヴィソカー・ウ・プシーブラミで夏休みを過ごした。

この休暇中に、蒐集した素材を用いてピアノのための小品集の作曲に着手し、7月19日にロ長調の小品をスケッチした。

これは現在の第6曲のことである。だが間もなく、出版を目論んでこの曲集の完成に取り掛かり、1894年8月27日に譜面が出来上がった。

 

曲集が『ユーモレスク』と名付けられたのは、譜面がドイツの楽譜出版社、ジムロックに送付される寸前のことであった。楽譜は同年8月中に出版されている。

 

ジムロック社は、第7曲が大変な人気を博したのを利用して、さまざまな楽器や合奏のための編曲版も発表した。

後に歌詞をつけて歌曲として発表され、また合唱曲としても編曲された。(Wikipediaより)

 

自由が丘大人の音楽教室、ピアノ講師・伊藤紘人の演奏でお楽しみください。