夏の思い出

119.夏の思い出 自由が丘大人の音楽教室(自由が丘のフルート教室)フルート講師・佐藤結香、フルーティスト・吉川奈佐の二重奏でお楽しみください。

 

「夏の思い出」(なつのおもいで)は、江間章子作詞、中田喜直作曲の歌曲。

 

各界を代表する黄金コンビにより作成されたため、1949年(昭和24年)6月13日にNHKのラジオ番組『ラジオ歌謡』にて石井好子の歌で放送されるや否や、瞬く間に多くの日本人の心を捕え、その後、曲中に現れる尾瀬の人気は飛躍的に高まった。

 

音楽科の教科書にも掲載されることが多く、そのため幅広い世代に親しまれている。

作曲家自らの手による女声合唱版、混声合唱版が存在し、これらもまた多くの楽譜に掲載されている。

 

江間は幼少のころ岩手山の近くに住んでいたが、そこはミズバショウの咲く地域だった。そして1944年(昭和19年)、たまたま尾瀬を訪れた。そこで目にしたのが、一面に咲き乱れるミズバショウだったのである。そのときの気持ちを「夢心地」とのちに表現している。

 

戦後すぐの1947年(昭和22年)、NHKから「夢と希望のある歌をお願いします」と依頼された。

思い浮かんだのが尾瀬の情景だった。その時の感動を詩にしたのが「夏の思い出」である。

 

119.夏の思い出 自由が丘大人の音楽教室(自由が丘のフルート教室)フルート講師・佐藤結香、フルーティスト・吉川奈佐の二重奏でお楽しみください。